
外国為替取引市場ってどういうところ?
外貨投資の経験がなくても、「外国為替市場」という言葉は聞いたことがあると思います。
実は「市場」といっても、株式市場のようにどこかに取引所が存在して1ヶ所に注文が集まるというわけではありません。
簡単にいうと、通貨を売りたい人と買いたい人が電話や通信機器を通して「1対1」で取引をしていて、その「1対1」取引が世界中網の目のように広がった空間のことを総称して「外国為替市場」と呼んでいるのです。FXでお取引をいただくということは、この世界市場である「外国為替市場」に参加するということになります。
ちなみに、「外国為替市場」には「インターバンク市場」と「対顧客市場」の2つの種類があります。
前者は銀行や一部の証券系金融機関のみが参加できるマーケットのことで、「短資会社」の子会社である「外国為替ブローカー」が取引の仲介を行なっています。後者は「インターバンク市場」に参加する金融機関が、個人や輸出入企業と行う取引のことをさします。FXでお取引いただく個人投資家の方は、「対顧客市場」に属しています。

どんな人が取引しているの?
「外国為替取引市場」の取引参加者は、大きく2つに分けられます。「実需筋」と「投機筋」です。 「実需筋」とは、たとえば海外からモノを輸入するために円を外貨に替えたり、海外で得た外貨を円に替えるというような、モノの輸出入にともなって発生する為替取引を行う企業などのことをいいます。
一方「投機筋」とは、為替レートの変動によって得られる差益をねらって通貨の売買を行う参加者のことで、おもに銀行のディーラーや機関投資家などです。
「実需筋」と「投機筋」の比率は2対8とも言われており、投機筋の動きが為替レートに大きな影響を与えているともいえるでしょう。通常「実需筋」「投機筋」といえば、相場に何らかの影響を与えそうな大企業などを指しますが、あえてFXに当てはめてみますと、一般的なFXは「為替益」や「スワップ益」を目的としているため、「投機筋」ということになります。ただ、セゾン外貨トレードでは、取引した外貨現金を受け取れる「受渡し」や「両替」など、「実需筋」の方のニーズにもお応えできるサービスをご用意しております。

為替レートってどうして動くの?
為替レートは、常に変動をくりかえしています。これは、絶えず買い手と売り手が存在するということを表しています。 為替にかぎらず、買い手が多ければ値段(価値)は上がり、逆に売り手が多ければ値は下がりますね。
通貨交換である「外国為替取引」では、一方の通貨を買えば、もう一方の通貨を売らなければならないので、例えば、米ドルを買って円を売る取引参加者がたくさんいる場合、ドルの価値は上昇し、円の価値は下落することとなります。 つまり、ドル高・円安が進むことになるのです。
では取引参加者は、何によって「買い」「売り」を決めているのでしょうか?
一般的に景気が好調な国の通貨は買われる傾向がありますが、要人発言や経済指標、チャート分析結果など、さまざまな要因を元に取引参加者は「買い」「売り」の判断を行なうこととなります。リアルタイムに配信されるニュースにも注目し、「買い」「売り」いずれか優勢と判断した側に自身の取引を決定します。
FXでお取引いただく際にも、やはりその外貨の価値が上がるのか下がるのかを予想することが最も大切となってきます。それを「相場分析」と言います。市場には「買い手」が多いのか、それとも「売り手」が多いのかを推測することで、収益チャンスを逃さないようにします。そのためには、世界の投資家が注目しているニュースやチャートに親しむ必要がありますが、はじめは簡単なものからでかまわないでしょう。気がつくと、世界の経済情勢にも詳しくなっているかもしれませんね。






